アイ工務店で家を建てたいけど、メンテナンス費用って高いの?
メンテナンス費用って見えにくいところだから気になるよね。
家を建てる際、建てる費用に目が行きがちですが、実は建てた後のメンテナンス費用も重要なポイントです。
建てた後も定期的に高額なメンテナンス費用を払うとなると、結果的に損をする可能性がありますよね。
結論から言えば、アイ工務店で建てた家はメンテナンス費用が比較的安く済むと言われています。
しかし、「アイ工務店で建てた家はなぜメンテナンス費用が安いのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、アイ工務店のメンテナンス費用について、項目別に詳しく解説し、皆さんの疑問を解消していきます。
- アイ工務店の具体的なメンテナンス項目
- アイ工務店のアフターメンテナンスの特徴
- 保証を適用する為の条件
- アイ工務店のメンテナンス費用を抑えるコツ
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アイ工務店のアフターメンテナンスと点検項目
アイ工務店のアフターメンテナンスって具体的にどんなことをするの?
そうだね!メンテナンスと言っても色々あるから、詳しく解説していくよ
アフターメンテナンスってよく耳にはしますが、具体的にどのようなことをするのかってよく分からないですよね。
ここでは、アイ工務店で家を建てた後に行う主なアフターメンテナンスについて解説します。
アフターメンテナンスとは?
そもそもアフターメンテナンスって何するの?
主に建物の基礎や外壁、屋根、室内設備などの状態をチェックするよ
「アフターメンテナンス」とは、住宅の引き渡し後、ハウスメーカーが定期的に行う点検やメンテナンスのことです。
アイ工務店では、引き渡し後、3か月、1年、2年、5年、10年、15年、そして20年のタイミングで無料の定期点検を実施しています。
点検内容は、主に建物の基礎や外壁、屋根、室内設備などの状態を目視や触診で確認し、必要に応じて修繕の提案を行います。
自分では分かりにくい建物の状況を無料で点検してくれるのは嬉しいですよね
ただし、点検の結果、保証期間が過ぎた個所や保証範囲外の部分で修繕が必要となった場合は、別途費用が発生することを覚えておきましょう。
例えば、クロスの軽微な剥がれなどは無償で対応してもらえるケースもありますが、設備の故障などは有償修理となります。
アフターメンテナンスはアイ工務店がやるの?
アイ工務店の人がアフターメンテナンスをしてくれるのかな?
厳密にはアイ工務店が委託した点検業者の人が来てくれるよ
建物の状況を確認する上で必要なアフターメンテナンスですが、誰が行ってくれるのかって気になるところですよね。
ハウスメーカー自身で行うとなると、仮に施工不良が見つかったとしても隠されてしまう可能性があるので、「誰が行うか」という問題は大事な部分です。
結論から言えば、アフターメンテナンスで家に来ていただける人は「アイ工務店が委託した第3者の点検業者」になります。
ちなみにアイ工務店が委託するアフターメンテナンスの業者は、エリアによって異なります。
そのため、業者の対応も、エリアによって変わってきます。
実際にアイ工務店で建てた人たちから聞いた話によると大きく分けて2パターンの対応になります。
点検のみ行うパターン
委託された業者は定期点検のみを実施します。
委託業者が指摘した内容については、アイ工務店に共有され、アイ工務店のCS担当の人が対応をするというもの。
このパターンはアイ工務店が間に入るため、指摘事項を対応するまでに時間がかかる場合があります。
点検から補修まで行うパターン
委託された業者が定期点検から補修までの手配を実施します。
そのため、補修までの流れがスムーズに進みます。
なお、費用はアイ工務店が対応するため、随時アイ工務店と協議して進めます。
ちなみに我が家は前者の「点検のみのパターン」です。
我が家には「(株)バーンリペア」という会社の人が来てくれました。
どちらのパターンであっても施主(私)とハウスメーカー(アイ工務店)とは直接的な繋がりがない業者が実際に見て、指摘してくれることで、ある程度の客観性は担保されていると言えるのではないでしょうか。
アフターメンテナンスで施工不良が見つかったら?
もしも施工不良が見つかったらどうすればいい?
その場合は保証で対応できるかもしれないよ
引き渡しの時は気付かなくても、しばらく住んでから「あれ?ここおかしいかも」と気になる部分が出てくることはあります。
その際はぜひ、無料のアフターメンテナンスのタイミングで点検業者に伝えてみましょう。
ちなみに我が家はアフターテナンスで施工不良を指摘してもらい、直してもらった部分があります。
具体的にはトイレのクロスの歪みで、最初に来ていただいた点検業者が気付いてくれました。
見つかった施工不良の部分については、点検業者がアイ工務店に伝えてくれたため、無償で張り替えてもらうことが出来ました。
また、引き渡し後すぐに気付いた「床の見切り材の凹み」についても、点検業者に伝えたところ、こちらも交換してもらえることになりました。
このように施工不良が発生した際も保証期間中であれば、無償で対応してくれるので、まずは点検業者に相談してみましょう。
なお、大きな施工不良の場合は急を要する場合があるため、営業担当の人に相談することをオススメします。
アフターメンテナンスでの注意事項
アフターメンテナンスの注意事項ってある?
保証期間に注意が必要だよ
アイ工務店の保証期間は20年間ですが、これは構造体、防水、防蟻、地盤のみで、設備は10年までとなります。
各項目によって保証期間が異なりますので注意が必要です。
なお、これ以外の壁紙や照明、建具などの不具合については、メーカー保証期間(約半年~2年程度)までとなりますので注意が必要です。
特に壁紙は要注意で、木造住宅は家が建った後も伸縮するため、クロス割れを起こす可能性があるからです。
気になる人は1年目か2年目点検で補修してもらうことをオススメします。
アフターメンテナンスにかかる費用
お金がかかる部分ってどんなところだろう?
4年住んでみて費用が発生した部分もあるよ。
どんなところで発生したかを解説していくよ
これまで、アイ工務店の保証期間が20年であり、無償で受けられることを説明してきました。
しかしすべてが無償で受けられるわけではありません。
当然、保証範囲となる部分でも建てた後に費用が発生するケースもあります。
また、保証の対象とならない部分でメンテナンスが必要となる部分もあります。
ここではどのようなケースで費用が発生するかを詳しく解説していきます。
外壁のメンテナンス
家のメンテナンス費用で一番かかりそうなのって、やっぱり外壁かな?
そうだね!
ただ、アイ工務店の外壁はメンテナンス費用が掛かりにくよ
外壁は、住宅の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要な役割を果たしています。
そのため、定期的なメンテナンスが必要となり、メンテナンス費用の中でも大きな割合を占める項目です。
メンテナンス費用
一般的に、外壁塗装は約10~15年に一度必要とされており、その費用は100~150万円程度が相場です。
ただし、この費用は外壁材の種類や劣化状況、塗装面積などによって大きく変わります。
なお、アイ工務店では、標準仕様でニチハの「Fu-geプレミアム」を採用することができます。
Fu-geプレミアムとは?
「Fu-geプレミアム」は、色褪せや日射による温度変化に強い「プラチナコート30」を施されており、紫外線などによる外壁の色あせがしにくいことが特徴です。
また、「プラチナシール」と呼ばれる高耐久シーリング材がセットで施工されるため、シーリング部分の劣化も抑えられます。
「Fu-geプレミアム」は、メーカーの期待耐用年数が非常に長く、メーカーは変色・褪色30年保証、シーリング部分も30年保証をうたっています。
そのため、メンテナンス周期を伸ばせる為、一般的な外壁材と比べてメンテナンス費用を抑えられるというメリットがあります。
「Fu-geプレミアム」のメンテナンス費用
一般的な外壁が10年~15年で150万円程度のメンテナンス費用がかかるのに対して、Fu-geプレミアムは30年までのメンテナンスが発生しません。
そのため、メンテナンスコストを大幅に削減することが可能です。
ただし、Fu-geプレミアムは他の窯業系サイディングなどと比較して耐久性が高いとはいえ、永久的にメンテナンスフリーというわけではありません。
将来的には塗り替えが必要となる可能性もあります。
防蟻(シロアリ)対策
シロアリ対策も必要なのかな?
もちろん!
シロアリは木造住宅の大敵だからね!
シロアリは、木造住宅にとって大きな脅威です。
アイ工務店でも新築時に防蟻処理を施していますが、その効果は永久ではありません。
一般的に、防蟻処理の保証は約10年とされ、10年を経過すると5年ごとのメンテナンスが必要となるケースが多いですが、アイ工務店では20年まで保証してもらえます。
20年の保証は長めですよ
なお、20年以降は費用が発生するので注意が必要です。
なお、費用相場は1回あたり約10~15万円程度です。
設備のメンテナンス費用
設備って具体的にどんな部分かな?
具体的にはキッチンやお風呂が挙げられるよ
家を建てる時に忘れられがちな部分として、キッチンやお風呂などの設備にもメンテナンス費用がかかるという点です。
厳密にいえばメンテナンスというよりも、故障が発生した時の修理や買い替えのことを指します。
アイ工務店で建てる際は以下の設備で費用が発生する可能性があります。
- キッチン
- お風呂
- 空調設備
- 太陽光発電
詳しく解説していきます。
キッチン
アイ工務店で家を建てられる人の多くは、システムキッチンを採用します。
システムキッチンを選択した場合、ビルトイン食洗器やIHヒーターが故障しやすい部分となりますので注意が必要です。
また、水栓をオプションでタッチレス水栓に変更した人や浄水器を設置した人も注意が必要です。
我が家は4年間でビルトイン食洗器とタッチレス水栓に不具合が発生し、修理してもらいました。
設置してから10年までは保証期間であるため、費用負担なしで対応することが出来ましたよ
お風呂
お風呂もメンテナンスが必要となります。
具体的には給湯器や浴室乾燥機が故障しやすいになります。
特にエコキュート(電気式)やエコジョーズ(ガス式)を始めとする給湯器は、10年に一度の買い替えが必要となります。
買い替えの費用はエコキュート(電気式)なら40〜50万円程度、エコジョーズ(ガス代)なら20〜30万円程度。
もちろん、容量によって金額が異なりますので、注意が必要です。
空調設備
エアコンや全館空調などの空調設備も当然、メンテナンス費用が発生します。
ちなみにアイ工務店の全館空調は「Z空調」を採用しています。
Z空調についてはこちらの記事で紹介していますので、ご確認ください。
なお、エアコン、全館空調の寿命もともに10年程度であるため、定期的な交換費用が発生することになるでしょう。
また、意外と忘れがちなのが「24時間換気ユニット(全熱交換器)」。
この換気設備は、塵やホコリなどが多い外気を家の中に入れないため、フィルターが設置されています。
このフィルター部分は2年に一度交換する必要があるので、定期的なフィルター代が発生します。
ちなみにこのフィルターを放置した場合は、室内に汚い空気が入る可能性があるので、忘れずに交換しましょう。
太陽光発電
最近の住宅によく設置される太陽光発電も費用が発生します。
具体的にはパワコンという制御機器が10年に一度の頻度で交換する必要があります。
パワコンを交換しないと太陽光で発電した電気を家で使用することが出来なくなるため、故障した際は速やかに交換しましょう。
なお、アイ工務店が取り扱う太陽光発電については、こちらをご覧ください。
メンテナンスのQ&A
アフターメンテナンスについてよくある質問をまとめてみました。
- Q定期点検はいつ行われますか?
- A
点検スケジュールは、3ヶ月、1年、2年、5年、10年、20年です。
- Q定期点検ではどのような箇所をチェックしてもらえますか?
- A
アイ工務店が建てた部分であれば、家の中と外を漏れなく確認します。
- Q保証期間内であればどんな故障でも対応してくれますか?
- A
故意や過失で破損又は故障したものでなければ保証対象となる場合があります。
- Q保証期間を切れた場合はどうすればいい?
- A
構造体、防水、防蟻は20年以降であれば延長することが可能です。(※有料)
一方で設備や地盤については、保証期間後の延長保証はありません。
まとめ
アイ工務店のメンテナンス費用は、定期点検、外壁・屋根の塗装、シロアリ対策などが主な項目となります。
費用相場は、建物の大きさや仕様によって異なりますが、一般的な戸建て住宅の場合、10年間で数百万円程度のメンテナンス費用がかかることが予想されます。
しかし、アイ工務店では20年の長期保証や充実したアフターサービスを提供している上、高耐久の外壁等を使用しているため、他社と比べてメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
アイ工務店で家を建てる際には、建築費用だけでなく、将来的なメンテナンス費用についても考慮し、資金計画を立てることが重要です。
そして、アイ工務店のアフターメンテナンスを有効活用し、長く快適な住まいを実現しましょう。
- アイ工務店のメンテナンス費用は、項目ごとに把握することが重要
- 耐久性の高い素材を選ぶことも、長期的に見ると費用削減に効果的
- 保証内容外でもメンテンナンス費用が発生する
- おおよそ10年程度で故障する機器が多いので注意が必要
アイ工務店のアフターメンテナンスを正しく理解し、長く快適な住まいを実現しましょう。
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