洋風和室で叶える!モダンな暮らしと癒やしの空間

家づくり
てんちゃん
てんちゃん

「和室っていいな」って思けど、畳や襖(ふすま)って古いイメージもあるんだよね…。

てんパパ
てんパパ

それなら、洋風和室がおすすめだよ!モダンな雰囲気で、すごくおしゃれなんだ。

家を建てる際に今でも人気な間取りの一つである「和室」。

しかし、「和」の雰囲気は好きだけど、「純和風な畳の部屋はちょっと…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

確かに、最近の家はフローリングが主流で和室がない家も多いですよね。

でもせっかく家を建てるなら「やっぱり和室も欲しい」と思う人も少なからずいます。

そんな方におすすめなのが「洋風和室」。

洋風和室とは、和室の要素と洋室の要素を組み合わせた、現代的な和室のこと。

畳の心地よさはそのままに、現代のライフスタイルに合わせたおしゃれな空間を作ることが出来る点が魅力です。

実際、我が家にもリビングの隣に5畳程度の洋風和室を作りました

この記事では、洋風和室を作るためのポイントや、インテリアの選び方など、詳しく解説していきます。

畳の部屋があると使い勝手が良かったのでぜひオススメですよ。

この記事でわかること
  • 洋風和室とは何か、その特徴
  • 洋風和室のメリット
  • 洋風和室のデメリット
  • 和室を洋風にアレンジするポイント

洋風和室とは?メリットとデメリットまとめ

てんちゃん
てんちゃん

そもそも洋風和室って、普通の和室と何が違うの?

てんパパ
てんパパ

畳は使うんだけど、壁や天井を洋風にしたり、家具を洋風のものにしたりするんだよ

洋風和室とは、主に畳のような伝統的な和室の要素を残しつつ、洋風のテイストを取り入れた現代的な和室のことです。

畳の温かみや落ち着きを感じながら、モダンでスタイリッシュな空間を楽しむことができます。

現代のライフスタイルに合わせた和室

「洋風和室のイメージ」
アイのある家づくりブログ

従来の和室は、障子や襖、床の間など、和の要素が強く、昔ながらの日本家屋との相性は良かったです。

一方で現代のフローリングや壁紙を中心とした洋風住宅に従来の和室をそのまま取り入れると、和室だけが浮いてしまいます

しかし、洋風和室は、和室のいい部分をアクセントとして残すことで、洋風の住宅にも自然と馴染むようになっています。

具体的には、障子の代わりにカーテンやロールスクリーンを使用したり、床の間をなくしてシンプルな壁面にしたり、和室と洋室の間に仕切りを設けず、オープンな空間にしたりするなど、さまざまなアレンジが可能です。

洋風和室のメリット

てんちゃん
てんちゃん

洋風和室って、どんなメリットがあるの?

てんパパ
てんパパ

リラックスできる空間や寝室にも出来たりするよ

洋風和室を住宅に取り入れるメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • リラックスできる空間を作れる
  • 多目的に使える
  • 安全性が高い

詳しく見ていきましょう

リラックスできる空間を作れる

畳の空間は、自然素材ならではの温かみがあるため、リラックス効果をもたらします。

特に畳の材料となる「い草」の香りには、心を落ち着かせる効果や安眠効果があると言われています。また、畳の弾力性も、リラックス効果に繋がると考えられています。

さらに、畳の適度な弾力性も、身体を優しく支え、リラックス効果を高めます。

フローリングのように硬すぎず、カーペットのように沈み込みすぎない、ちょうど良い感触が心地よさを生み出します。

多目的に使える

洋風和室は客間や寝室、書斎、子供の遊び場など、さまざまな用途に活用できます

例えば、布団を敷けば寝室に、テーブルを置けばリビングや書斎にと、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に活用できます。

また、子供が小さいうちは、おもちゃを広げて遊べるプレイルームとして、子供が成長したら、勉強机を置いて学習スペースに出来ます。

他に客間として、趣味の部屋としてなど、ライフステージの変化に合わせて、様々な用途に活用できる点も魅力の一つですよ。

実際、我が家も子どもが小さい頃は寝室として使っていましたが、大きくなるにつれてプレイルームに用途を替えて使っています。

安全性が高い

出典:「熊本県畳工業組合HP」より

畳は、フローリングに比べてクッション性が高いため、転倒時の衝撃を吸収し、怪我のリスクを軽減することができます。

そのため、小さなお子さんや高齢者がいる家庭でも安心です。

洋風和室のデメリット

てんちゃん
てんちゃん

洋風にすることで使い勝手がいいんだね

てんパパ
てんパパ

そうだね!
ただ、アクセントにはなるけど、家具選びが難しかったりするよ

リラックスできる空間を創出し、様々な用途で使用できる洋風和室。

しかしながらデメリットも当然あります。

主なデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • メンテナンスが必要
  • 家具の選び方が難しい

具体的に解説していきますね。

メンテナンスが必要

出典:「熊本県畳工業組合HP

和室はとても繊細な建具が多く、定期的なメンテナンスや交換作業が発生します。

具体的には畳替えや襖・障子の張り替えなどがあり、一般的な洋風の間取りよりメンテナンスが必要なものが多いです。

中でも畳は、日焼けや汚れ、傷みに弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。

畳替えは、7~8年以上の経過が一つのの目安となりますので、注意が必要になります。

家具選びが難しい

床材を畳にした場合、家具選びが難しくなるというデメリットもあります。

先にも挙げたように畳はデリケートな床材で、重いものを乗せた場合、フローリングに比べて変形する可能性が高いです。

そのため、ベッドやクローゼットなどの家具を一度配置してしまうと簡単に動かすことが出来なくなってしまうのです

和室の良さはライフステージの変化に伴って用途を変更できる点にあるため、洋風和室を取り入れる際は、重たい家具を選ばない方が良いでしょう。


洋風和室にするためには?

てんちゃん
てんちゃん

洋風和室をつくるにはどこに気を付ければいいのかな?

てんパパ
てんパパ

床や壁などの材質を工夫するだけで簡単に出来るよ。

洋風和室を作るために気を付けたいポイントは、以下の4つです。

  • 床材
  • 壁材
  • 天井
  • 建具

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【床材】畳だけじゃない。フローリングを組み合わせた和室

イメージ図
アイのある家づくりブログ
てんちゃん
てんちゃん

畳とフローリングって一緒にいれても大丈夫なの?

てんパパ
てんパパ

フローリングをアクセントとして使用するのはありだよ

洋風和室では、畳だけでなく、フローリングをアクセントとして部分的に使用するのがおすすめです。

フローリングと畳を組み合わせることで、モダンな雰囲気を出しつつ、和の温かみを残すことができます。

例えば、リビングの一角に畳スペースを設けたり、和室の一面だけをフローリングにしたりするなど、さまざまな方法があります。

具体的には、以下のような方法があります。

  • リビングと和室を一体化させる: リビングと和室の間に仕切りを設けず、床材をフローリングと畳で切り替えることで、空間を広く見せることができます。
  • 畳スペースを設ける: リビングやダイニングの一角に畳スペースを設けることで、和の空間を楽しむことができます。
  • 和室の一部をフローリングにする: 和室の一部をフローリングにすることで、モダンな雰囲気をプラスすることができます。

フローリングと畳の組み合わせ方によって、部屋の雰囲気は大きく変わりますよ。

【壁材】クロスや珪藻土でモダンな雰囲気に

出典:「LIXIL公式HP
てんちゃん
てんちゃん

壁にはどんな材質のものが合うのかな

てんパパ
てんパパ

クロスもありだけど、エコカラットや珪藻土もありだよ

和室の壁は、一般的に塗り壁や和紙が使われますが、洋風和室では、クロスやエコカラット、珪藻土を使うことをオススメします

今の住宅の壁はほとんどがクロスを使用しているので、和室もクロスを使用することで家全体で一体感が生まれます。

また、クロスであれば色や柄が豊富なので、自分の好みの雰囲気に合わせることができます。

一方でエコカラットや珪藻土は、選ぶ材質にもよりますが、どことなくモダンなイメージを残しつつ、和のイメージを出すことが出来るのが特徴です。

クロスやエコカラット、珪藻土を選ぶ際には、部屋の用途や雰囲気に合わせて、色や柄を選ぶようにしましょう。

【天井】照明でアクセントをつける

てんちゃん
てんちゃん

天井はどんな感じがいいと思う?

てんパパ
てんパパ

木目のクロスを使うと落ち着きがあるよ。
また、照明に和風なシーリングライトを使うのもアリかも

洋風和室では、天井にもこだわってみるのも面白いですよ。

洋風和室としてオススメな天井の仕上げはクロスです。

特に木目調のクロスを選ぶとアクセントとなる上、和室の良さも活かしつつモダンな印象も与えられるのでいいですよね。

また照明もこだわりたい部分です。

ダウンライトやペンダントライトなど、洋風の照明を取り入れることで、モダンな雰囲気を演出することができますよ。

【建具】洋風のドアや窓を取り入れる

てんちゃん
てんちゃん

襖や障子を使わない方がいいのかな?

てんパパ
てんパパ

扉はドア、窓にはカーテンがオススメだよ

和室の建具は、襖や障子が一般的ですが、洋風和室では、洋風のドアや窓を取り入れるのもおすすめです

襖の代わりに引き戸や折れ戸を採用したり、障子の代わりにカーテンを使ったりすることで、洋風の要素を簡単に取り入れることが出来ます。

特にリビングと連続している場合は、なるべくリビングの建具やカーテンとそろえると一体感が生まれますよ。


まとめ

この記事では、洋風和室について、その特徴からメリット・デメリット、アレンジ方法、インテリアの選び方まで詳しく解説しました。

洋風和室は、和室の落ち着きと洋室のモダンさを兼ね備えた空間です。畳の心地よさはそのままに、現代のライフスタイルに合わせたおしゃれな空間を作ることができます。

洋風和室を作るには、床材、壁材、天井、建具を工夫し、和と洋の要素をバランス良く取り入れることが重要です。

家具や照明、小物にもこだわって、和と洋のバランスを意識することで、さらに洗練された空間になるでしょう。

この記事が、あなたの家づくりに役立つことを願っています。

最後に、洋風和室を作る際のポイントをまとめておきましょう。

  • 和と洋のバランスを意識する
  • 床材、壁材、天井、建具を工夫する

ぜひ、これらのポイントを参考に、あなただけの理想の洋風和室を作ってみてください。

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