
お風呂のカウンターって必要と思ってたけど、付けない人もいるんだね

最近は付けない人も増えてきたよね
実は我が家も付けていないよ!
家づくりって、実は自分で決めなければならない場所がかなり多くあります。
しかし、決めなければならない時は時間がなく、何となくで決めてしまうことも正直ちらほら。
中でも「お風呂」はメインな間取りなはずなのに、時間がなく「何となく決めてしまう」ケースが多いです。
最近のお風呂はパッケージ化されているものが多く、実際のところついつい標準のままでつけてしまいがちです。
その結果、住み始めた後に後悔するケースをよく目にします。
特に後悔するケースとして挙げられるのが「お風呂のカウンター」の存在。
一見、シャンプーやボディソープ、洗顔料など、お風呂で使うものを置くのに便利そうに見え、 「とりあえず付けておくか」と、深く考えずに設置を決めてしまう人が多いのです。
しかし、この記事を読んでいるあなたは「お風呂のカウンターって本当に必要なの?」と気になっているのではないでしょうか。
結論から言えば、「お風呂のカウンター」は必要ありません。
この記事では、お風呂のカウンターを取りやめた理由を含めて、カウンターなしのメリット・デメリットを徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたにとってお風呂のカウンターが必要かどうか、きっと明確な答えが見つかるはずです!
- お風呂のカウンターの必要性
- カウンターのメリット・デメリット
- カウンターをなしにする方法と費用について
- お風呂でカウンター以外に取りやめて良かったもの
お風呂にカウンターは本当に必要?なしを選ぶメリット・デメリット


そもそもなんでカウンターが必要なのかな?

何でだろう…
いつも使ってたから必要だと思ってた
実家や賃貸のお風呂場にはカウンターが付いているケースが多く、当たり前のように使っている人がほとんどです。
当然、あれば便利ですが、実際のところ必ずしも必要でしょうか?
ここでは「お風呂のカウンター」のメリット・デメリットを中心に解説していきます。
ぜひ一緒に「なぜ必要か?」という視点を持って検討していきましょう。
お風呂のカウンターが必要と思われる理由

一般的に、お風呂のカウンターは以下の理由で必要だと考えられています。
- シャンプーなどのバスグッズ置き場とし使う
- 洗面器や手桶の置き場として使う
ほとんどの家庭ではこれらの用途でカウンターを使っています。
実際に私も実家や賃貸で暮らしていた頃は、シャンプーやコンディショナー、洗顔フォームなどの置き場として利用していました。
そのため、多くの人に頭には「お風呂にはカウンターがあるのが当たり前」という固定観念があるのです。
カウンターがある場合のデメリットとは?

やっぱりカウンターがあると便利だよね!
でもデメリットってあるのかな?

気付きにくいだけでもちろんあるよ!
使い勝手の良いカウンターですが、もちろんデメリットもあります。
カウンターがあることで生じるデメリットとしては、主に以下の点となります。
- 掃除がとにかく面倒
- お風呂が狭くなる
- ぶつかって怪我をする危険性
詳しく見てきましょう。
掃除がとにかく面倒
これは、風呂場にカウンターを付ける上で最大のデメリットと言っても過言ではありません。
カウンターの裏側や、壁との隙間、シャンプーボトルとの接地面など、カウンターを付けるととにかく水垢やカビが発生しやすいのです。
加えて、形状が複雑な場合は掃除自体がしにくい…ということも。
そもそも日々の掃除でカウンターの裏側までしている家庭は多くないとは思いますが、カウンターがあることでお風呂掃除が大変になるのは間違いありません。
お風呂が狭くなる
最近の注文住宅のお風呂のサイズは、「1616」の1坪タイプのものが一般的です。
「1616」タイプは大人1人なら問題ありませんが、それ以上の人数で入ると手狭な印象を受けるほどのスペースです。
そのため、洗い場が狭くなるケースが多く、カウンターがあることで圧迫感を感じてしまうこともあるのです。
ぶつかって怪我をする危険性
カウンターには、けがの危険性もあります。
大人でもカウンターに足をぶつけるケースは少なくありませんが、子どもと一緒にお風呂に入るとぶつかるケースが急増します。
先にも触れましたが、最近のお風呂は狭いため、子どもと入ると体をぶつけやすい環境にあります。
特に子どもはお風呂ではしゃぐので、転んだり、滑った際に角に頭や体をぶつける場合が多いです。
取りやめてよかった!カウンターなしのメリット

カウンターにもデメリットが多いんだね
でもやめたら不便になりそうだな。

そんなことないよ。
まずはメリットから説明するね
我が家はカウンターなしで生活していますが、今でもカウンターを取りやめて良かったと思っています。
カウンターを取りやめて実感したメリットは以下のとおりです。
- 掃除がラクラク
- お風呂が広く感じられる
- 子どもと安心して入れる
それぞれ詳しく見ていきましょう
掃除がラクラク
掃除に手間取る上、カビやすいのがお風呂のカウンター。
これが風呂場にないだけでも、毎日の掃除が楽になったのは確かです。
昔から風呂掃除はてんパパの仕事であったため、賃貸の時は正直苦労していました。
掃除の面だけでも取りやめて良かったと実感しています。
お風呂が広く感じられる
カウンターをなくして良かった点として、風呂場内に無駄なものが無くなったという点があります。
何故無駄なものが減ったのか。
それは物を置くスペース自体を無くしたことで、シャンプーやボディーソープなどの風呂場グッズも最低限にするようにしたからです。
これにより風呂場全体がスタイリッシュになり、広く感じられたのです。
また、カウンターを取りやめ、マグネットタイプのお風呂グッズに変更しました。
TOTOのサザナであれば、ほぼ全面でマグネットが使用可能であるため、マグネット式お風呂グッズとの相性は抜群と言えます。

子どもと安心して入れる
子どもとお風呂に入ると空間としてはやはり狭くなる上、注意しながら体を洗う必要があります。
これって正直、毎日のことだとかなりのストレスになりますよね。
しかし、カウンターを取りやめたことで、少なくともカウンターに子どもがぶつかる心配がなくなりました。
これによりリラックスしてお風呂に入ることが出来るようになりました。
カウンターを付けた方が良い人ってどんな人?

カウンターなしっていいね!
我が家も取りやめようっと

ちょっと待って!
向いていない人もいるから注意が必要だよ
ここまで、お風呂にカウンターを付けない場合のメリットを紹介してきました。
しかし、誰しもがカウンターなしの状態が向いているわけではありません。
むしろお風呂にカウンターがあっても問題ない人、むしろあった方が良い人もいます。
具体的には以下のような人がカウンターを付けた方が良い人と考えられるでしょう。
- お風呂グッズが多い人
- 風呂場が広い人
- 掃除がこまめに出来る人
特に風呂場が広い人はむしろあった方がいいのではないでしょうか。
風呂場が広い人は家族が多い人が大多数です。
そのため、必然的にお風呂グッズも多くなる傾向にあります。
その場合、カウンターがあった方が使い勝手はいいのです。
このようにカウンターがあった方が使いやすい人もいるので、今後のライフプランも考慮しながら取り付けの可否を検討してください。
お風呂のカウンターをなしにするには?”サザナ”を例に気になる疑問を解決


カウンターをなしにしたい場合はどうしたらいい?

気になるところだよね
詳しく解説していくよ
「お風呂のカウンターをなしにする」という選択肢は、新築やリフォームの際にしかできない、特別なものです。
だからこそ、後悔しないように、しっかりと情報を集めて、納得のいく決断をしたいですよね。
ここでは、皆さんが抱える疑問や不安を解消し、「カウンターなし」という選択ができるように、TOTOの「サザナ」を例に具体的な情報をお届けします。
「カウンターなし」にするにはどうすればいい?

結論から言えば、新築やリフォームの際に、ハウスメーカーや工務店の担当営業マンに「お風呂のカウンターをなしにしたい」と伝えるだけです。
ほとんどのメーカーで対応可能ですが、念のため、事前に確認しておくと安心です。
TOTOの「サザナ」の場合、「お掃除ラクラクカウンター」というオプションを選ばないことで、カウンターなしにすることができます。
標準仕様ではカウンターが付いているので、注意してくださいね。
カウンターを取りやめることでの費用とは?

カウンターをなくすと、その分、費用は安くなるのかな?

残念ながら我が家は変わらなかったよ
我が家の場合は、カウンターをなくしても費用は変わりませんでした。
これはTOTOだったからなのか、それともハウスメーカー側の都合だったのかは分かりません。
しかし、基本的に増額になることはありませんのでご安心ください。
他のメーカーやハウスメーカーによっては変更時の差額で安くなる場合がありますので、詳しくは担当の営業マンに確認してみましょう。
ただし、大幅なコストダウンには繋がらないので、「下がったらラッキー」ぐらいに捉えた方がよいでしょう。
やっぱり必要となったときの対処法

もし、カウンターなしの生活を始めてみて、やっぱり不便だな…って感じたら、後からカウンターを付けることはできるの?

恐らくそれは難しいと思うな…
でもカウンター代わりのものならあるよ!
カウンターの後付けは、大掛かりな工事が必要になるため、現実的ではありません。
壁に穴を開けたり、防水処理をしたりする必要があり、費用も高額になってしまいます。
しかし、どうしてもカウンターのような「台」が必要になった場合は、以下のような対処法があります。
- マグネット式の収納グッズ
- シャワーフックに引っ掛ける収納
中でもマグネット式の収納カウンターはおススメです。
特に「tower(山崎実業)」の収納カウンターはスタイリッシュなデザインにもかかわらず、収納力もある商品です。
このように後付けでも対応できるので、心配は不要でしょう。

カウンター以外でも取りやめて良かったもの

カウンター以外にも、なくして良かったものって、何かある?

我が家は浴室乾燥機を取りやめたよ
カウンター以外にも実際には必要ないと感じたものは多くあります。
ちなみに我が家ではお風呂のカウンターと併せて浴室乾燥機も取りやめました。

正直、風呂場を乾燥させるだけであれば換気扇だけで十分だったからです。
なお、Instagramを見ていると「鏡」や「窓」、「標準の収納ラック」もなくしている人もいます。
今まで何気なくついていて、使っていたものも本当に必要かどうかを再検討してみてはいかがでしょうか。
きっと不要なものは出てくるはずです。
まとめ
お風呂のカウンターは、シャンプーなどを置くために必要だと思われがちですが、掃除が大変だったり、スペースを取ったりと、デメリットもあります。
カウンターなしにすることで、掃除が楽になり、お風呂が広く感じるなど、多くのメリットが得られます。
しかし、収納スペースが減るなどのデメリットもあるため、自身のライフスタイルや、お風呂の使い方をよく考えて、カウンターの有無を検討することが大切です。
もし、カウンターなしを選んで後悔したとしても、後付けできる収納グッズはたくさんあります。
この記事を参考に、ぜひあなたにとって最適なお風呂空間を実現してくださいね!
当ブログでは家づくりに役立つ情報を掲載しています。
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