
一戸建てだと洗濯物ってどこに干すのが理想かな?

出来ればランドリースペースがあるといいよね!
でも、なくても大丈夫だよ!
マイホームを計画する際、日々の洗濯物をどこに干すか、という視点は洗濯へのストレスを減らす上でとても大事な視点です。
特に、時間に追われやすい共働き夫婦にとっては重要ではないでしょうか。
仕事や子育てと家事の両立は大変なことです。
特に洗濯は家事の中でも時間を使う作業で、ストレスが溜まりやすいですよね。
でも実は、このストレスって干す場所を適切な場所にするだけで、意外と解決してしまう問題だったりするんです。
この記事を読んでいるあなたも「一戸建てならどこに干したらいいか」「どんな間取があると便利か」と気になっているのではないでしょうか。
マンションであれば浴室やベランダに干すのが一般的です。
しかし、一戸建てとなると、室内で言えばランドリースペースや部屋干しスペース、屋外で言えばベランダや庭など、様々な選択肢があります。
この記事では、一戸建てにおける洗濯物を干す場所について、共働き夫婦に焦点を当てて、様々な選択肢とそのメリット・デメリットを徹底解説します。
実際に我が家も共働き夫婦ですが、干す場所を工夫したことでストレスを減らすことが出来たので、ぜひ参考になれば幸いです。
- 共働き夫婦にとって最適な洗濯物を干す場所の選び方
- 部屋干しと外干し、それぞれのメリット・デメリット
- 一戸建てで人気のある、洗濯物を干すための間取り
- 共働き夫婦なら置いておきたい時短アイテムの紹介
一戸建ての共働き夫婦は洗濯物をどこで干すのが正解?


共働きだと、やっぱり部屋干しになるのかな?

必ずしもそうとは限らないよ。
外干しも選択肢に入れつつ、それぞれのライフスタイルに合った方法を見つけることが大切だよ。
共働き夫婦にとって、洗濯物を干す場所は、家事の効率や生活の快適さを大きく左右する要素です。
中には共働き夫婦には「部屋干しの方がいい」と思う人もいるかもしれませんが、外干しにも当然メリットがあります。
ここでは、「部屋干し」と「外干し」のメリット・デメリットを比較しながら、共働き夫婦にとって最適な選択肢を探っていきましょう。
部屋干しと外干しどっちがいい?

部屋干しと外干しってどんなメリット・デメリットがあるの?

それぞれ違った良さがあるよ。
詳しく紹介するね。
部屋干しと外干し、それぞれのメリット・デメリットってご存知ですか?
まずはそれぞれの良さを理解し、自分の生活に合う方法を考えていきましょう。
部屋干し
- 天候に左右されにくい
- 花粉やPM2.5が付着しにくい
- 人目を気にする必要がない
- いつでも干せる
- 湿気がこもりやすい
- 生活感が出やすい
- 場所を取る
- 乾きにくい場合がある
- 大きなものが干しにくい
外干し
- 日光でしっかり乾かせる
- 生乾き臭がつきにくい
- 干すスペースが比較的広い
- 大きなものを干せる
- 天候に左右される
- 花粉やPM2.5が付着する可能性がある
- 人目が気になる場合がある
- 夜は干しにくい
- 取り込む手間がかかる
部屋干しの選択肢

部屋干しするなら、どんな場所が良いのかな?

いくつか選択肢があるから、間取りやライフスタイルに合わせて選ぶと良いよ!
共働き家庭にとって「部屋干し」は外せない選択肢です。
実際に我が家も共働きですが、やはり洗濯物は「部屋干し」がほとんどです。
では一戸建てでは実際にどんな場所に干すのが良いのでしょうか。
具体的には以下のとおりです。
- ランドリールーム
- サンルーム
- 寝室
- 廊下
ランドリールームやサンルームはそれぞれ部屋干し専用スペースで、家にあるとかなり便利です。
毎日の洗濯物が多い人にはオススメの間取りです。
ただ、それなりのスペースが必要となるため、家の間取りに余裕があれば検討してみてください。
残りの「通路」・「寝室」は既存の間取りに大きな修正を加える必要がないので、間取りに余裕がない人にオススメです。
我が家も間取りに余裕がなかったので、通路の一部を部屋干しスペースにしました。
外干しするならどこがおすすめ?


外干しするなら、やっぱりベランダかな?

ベランダは王道だね!
でもベランダ以外もあるよ
外干しをするとなった場合、あなたはどこに干しますか?
多くの人が「ベランダ」と答えるのではないでしょうか。
実際に日当たりやスペースを考えると「ベランダ」に干すのが一番だと思います。
しかし、一戸建てならベランダ以外にも干す場所はあります。
具体的には以下のとおりです。
- 庭
- リビングの窓
- カーポート
一戸建ての特徴として庭やカーポートがある家が多いことが挙げられます。
家全体の配置にもよりますが、気軽に外で干すことが出来るでしょう。
個人的にオススメなのが「リビングの窓」です。
窓の近くに壁付けの物干し竿置きを設置することで、リビングから簡単に外干しをすることが出来るのです。
また、リビングの窓は人通りが少ない場所に設置する傾向にあるため、人の視線も気になりにくいケースが多いですよ。
共働き夫婦にとっての理想的な洗濯動線とは

洗濯って、干すだけじゃなくてたたむ作業もあるから、動線も大事だよね!

そうだね!
「洗う~しまう」の流れをスムーズに行えるのが理想だね。
共働き夫婦にとって、洗濯は時間との勝負。
なるべく時間や手間をかけないため、家づくりの段階から洗濯の動線を考えることをおすすめします。
実際の洗濯の動作は以下のとおりです。
- 洗う:洗濯機は脱衣所の近くに設置したい。
- 干す:洗濯機からなるべく近い場所に干す場所を設ける良い。
- 取り込む、たたむ:物干しスペースの近くに立って作業出来る台があると効率的で良い。
- しまう:作業台の近くにクローゼットがあるとベスト
これらの動作が一連で出来ると日々の洗濯がストレスなく行うことが出来るでしょう。
しかし、これらの動作を集約するとなるとそれなりのスペースが必要となるため、実際に設けるのは難しいです。
スペースが取れない人は、ぜひ「洗う」と「干す」や「たたむ」と「しまう」など、動作を小さなくくりで分けて考えてみましょう。
これにより、省スペースでも洗濯にとって最適な場所を設けることが可能となり、日々のストレスを軽減することが出来るでしょう。
一戸建てであると便利な間取りとは?実例をふまえて紹介


ランドリールームやサンルームって出てきたけどどんなものなのかな?

気になるよね。
それぞれ具体的に紹介していくね。
ここまでは一戸建てにおける部屋干しや外干しのメリット・デメリットを紹介してきました。
その中で紹介したランドリールームやサンルームなど、一戸建てならではの間取りについてもふれました。
ここでは、共働き夫婦の家事負担を軽減し、快適な洗濯ライフをサポートしてくれる、これらのおすすめの間取りを具体的に紹介していきます。
ランドリールーム

ランドリールームって、よく聞くけどどんな間取りなの?

簡単に言えば、洗濯に関わる全ての作業が出来る間取りだよ
一戸建ての共働き夫婦にとって理想の間取りの一つでもある「ランドリールーム」。
ただ、名前は聞いたことあるけど、具体的にどんな部屋なのかって気になりますよね。
ランドリールームとは「洗う・干す・取り込む・たたむ」という一連の作業を1つの部屋で完結できる間取りのことを指します。
洗濯機や乾燥機、室内干し用の物干し竿、アイロン台、収納棚などを設置することで、家事の時短に繋がり、自由な時間を増やすことができます。
サンルーム


サンルームってあったけどどんな間取りなの?

日光をたっぷり取り込める、ガラス張りの空間のことを言うよ
街中でよく目にするサンルーム。
サンルームとは、一般的に庭先に設置するガラス張りの部屋のことを指します。
日光をたっぷり取り込める、ガラス張りの空間であるため、室内でありながら、屋外のような開放感があるのが特徴的です。
また、日光が入るため洗濯物を気持ちよく乾かすことができます。
花粉やPM2.5、梅雨の時期でも安心して洗濯物を干せるのは、共働き夫婦にとって大きなメリットと言えるでしょう。
一方でデメリットもあります。
専用の空間となるため、比較的大きめなスペースが必要となることや外気の影響を受けやすく、特に夏場は高温になるという点が挙げられます。
とは言え、洗濯物の乾きは部屋干しよりも良いので、気になる方はぜひご検討ください。
部屋干しスペース


部屋干しスペースって何?
ランドリールームとどう違うの?

室内に作った干すためだけの空間だよ
我が家はこれにしました。
ランドリールームもサンルームも比較的大きな間取りが必要となるため、実際に採用するとなるとハードルが高くなるのが実情でしょう。
しかし、専用の部屋がなくても部屋干しは可能です。
具体的には通路やデッドスペースを「部屋干しスペース」にすることをおすすめします。
実際、リビングや寝室の一角、廊下など、家にはデッドスペースになりがちな空間が多くあります。
そのスペースを有効活用し、部屋干しスペースとして利用するのです。
我が家ではベランダへの通路部分にホスクリーンを設置し、部屋干しスペースとして利用しています。
洗濯物を乾かす際は2台のサーキュレーターを使用します。
わざわざ除湿器を使用しなくても、ほとんどの洗濯物は半日程度で乾いてしまいます。
部屋干しスペースのメリットは以下のとおりです。
- 専用の間取りが不要
- レイアウトの自由度が高い
レイアウトに融通が利きやすいので、家全体の間取りが広くない家の方にはお勧めです。
一方で、「通路が埃っぽくなる」「室内の湿度が高くなる」といったデメリットもあるので注意は必要です。
部屋干しスペースとまではいかなくても、家づくりをする際に「どこで干すか」までを考えておくことをおすすめします。
衣類用乾燥機

最後は間取りはありませんが、共働き夫婦にとってぜひ入れていただきたい強い味方を紹介します。
それは「乾燥機」です。
洗濯の手間を大幅に減らすことができる乾燥機はもはやなくてはならない存在と言っても過言ではありません。
ちなみに乾燥機には大きく2種類あります。
それは、「ドラム式洗濯乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」です。
大きな違いとしては何で動くかという点です。
ドラム式は電気式、ガス衣類乾燥機はガス式の乾燥機です。
なお、ガス衣類乾燥機はあくまでも乾燥機能だけであるため、別途洗濯機を置く必要があるのでご注意ください。
ただ、乾燥力で言えばガス衣類乾燥機の方が圧倒的ですので、使い勝手を選ぶのか、乾燥力を選ぶのかによって選ぶ必要があります。
乾燥機があることで、洗濯の「干す・取り込む」という流れが無くなります。
この流れがないだけで洗濯がとても楽になるので、検討してみる価値はあると言えます。
まとめ
共働き夫婦にとって、洗濯物を干す場所は、家事の効率や生活の快適さを大きく左右する重要な要素です。
部屋干しと外干し、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分たちのライフスタイルや間取りに合った場所を選びましょう。
家事動線を考慮して、ランドリールームやサンルーム、部屋干しスペースなどを設けることで、より快適な洗濯ライフを実現できるよ!
「洗濯物を干す場所がない!」という場合でも、便利な間取りやアイテムを活用することで解決できます。
今回の記事を参考に、共働き夫婦にとってベストな洗濯環境を実現しましょう!
結論
- 共働き夫婦は、部屋干しと外干しの両方を検討し、ライフスタイルに合った方法を選ぶ
- 部屋干しは、天候に左右されず、夜間でも干せるのがメリット
- 外干しは、日光でしっかり乾かせるのがメリット
- ランドリールームやサンルームは、共働き夫婦におすすめの間取り
- 乾燥機は、家事の時短に貢献
他にも「家づくりの盲点」という観点で家づくりを紹介しています。
興味のある方はぜひご覧ください。
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