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最近よく見るタッチレス水栓って便利そうだけど、実際どうなんだろう?
てんパパの家は付けてよかった?

正直言うと…やめとけばよかったって後悔してるんだ。
家づくりの中で仕様決めが楽しい間取りと言えば「キッチン」ではないでしょうか。
新しいキッチンで料理が出来ることを想像するだけで、どんなキッチンにしようかワクワクしますよね!
中でも、手をかざすだけで水が出る「タッチレス水栓」は、「便利そう」「スタイリッシュ!」と、多くの方が憧れるアイテムです。
ショールームやモデルハウスで見て、「これ、絶対つけたい!」と思った人も少なくないでしょう。
この記事を読んでいるあなたも少なからず「タッチレス水栓」に興味を持っていて、付けてみたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、ちょっと待ってください!
実は、「タッチレス水栓」には、実際に使ってみないとわからない落とし穴があるんです。
「便利だと思ったのに、意外と使いにくい…」「故障して、高い修理代がかかった…」
なんて声も、実は少なくありません。
私もその一人で、5年前に建てた家でリクシルのタッチレス水栓を導入しましが、つい先日故障してしまい、本当に大変な思いをしました。
この記事では、「タッチレス水栓って、本当に必要なの?」「やめた方がいいって聞くけど、本当はどうなの?」と悩んでいるあなたに向けて、私の実体験を交えながら、タッチレス水栓の真実を徹底解説していきます。
後悔しないキッチン選びのために、ぜひ最後までお付き合いください。
- タッチレス水栓の基本的な知識(種類・メリット)
- タッチレス水栓を実際に使ってわかったデメリット
- タッチレス水栓をおすすめしない理由
- タッチレス水栓の導入で後悔しないための対策
そもそもタッチレス水栓はなぜ人気なのか?理由を徹底解説

そもそもタッチレス水栓ってなんで人気なんだろう

スタイリッシュな見た目は人気がある点だよね
「タッチレス水栓」はスタイリッシュな見た目と手をかざすだけで水が出るという機能性で人気の高い商品です。
特にオシャレなデザイン性が求められるキッチンにおいて、見た目だけで付けておきたいと考える人も少なくないのではないでしょうか。
もちろん、見た目以外でも多くのメリットがあります。
まずは「タッチレス水栓」の良さをしっかりと理解していきましょう。
なお、我が家は「ナビッシュ(LIXIL)」を使用しているので、「ナビッシュ」を中心に解説していきます。
衛生的な仕様
タッチレス水栓最大のメリットは「衛生的」である点ではないでしょうか。
調理中、生肉や生魚を触った手で蛇口を触りたくない…という場面、ありますよね?
タッチレス水栓なら、そんな悩みも解決してしまいます。
手をかざすだけで水が出るので、蛇口を汚す心配がありません。
蛇口が汚れることにストレスを感じる人には、ぜひ付けたい設備でしょう。
豊富なハンズフリー
最近のタッチレス水栓は「ハンズフリー機能」が充実しています。
一般的な「ハンズフリー機能」とは、水を出したいときに上部についているセンサーに手をかざして使用する「自動水栓機能」のことを指します。
タッチレス水栓にもグレードがありますが、ほとんどのグレードで採用されている機能です。

自動センサー機能
一方で、上位グレードのタッチレス水栓であれば「自動センサー機能」もあります。
「自動センサー機能」とは、水が出る部分の真下に手やモノを差し入れると吐水、止水を自動で行う機能です。

わざわざセンサー部分に手をかざす必要がないので、さらに楽に使用できます。
冷水・温水の切り替えも

タッチレス水栓って単純に水を出すだけの機能に思われがちですが、そうではありません。
LIXILのナビッシュであれば、「直流・シャワー切り替え」や「冷水・温水切り替え」もハンズフリーで行うことが出来ます。
また、浄水機能の切り替えも出来るものもありますよ。
スタイリッシュなデザイン

タッチレス水栓って、見た目もスッキリしてて、おしゃれだよね!

そうなんだよ!
キッチン全体の雰囲気を、ワンランクアップさせてくれる効果もあるんだ。
タッチレス水栓は、その機能性だけでなく、デザイン性の高さも人気の理由です。
従来の蛇口のような大きめなハンドルがなく、シンプルで洗練されたデザインは、キッチンのインテリアを邪魔しません。
むしろ、スタイリッシュな空間を演出してくれるアイテムとして、注目されています。
また、高いグレードであれば色を変えることが出来ます。
タッチレス水栓を含め一般的な蛇口はメタリックシルバーがほとんどですが、LIXILの「ナビッシュ」であれば黒色を選ぶことが出来ます。

浄水機能も付いている


えっ、タッチレス水栓って、浄水器と一体型になっているものもあるの?

そうだよ!
一体化しているモデルもあるよ
タッチレス水栓の中には、浄水器一体型のモデルもあります。
浄水器って後付けも可能ですが、どうしてもかさばってしまいがちです。
しかしタッチレス水栓で一体化されているモデルを選べばその悩みも解決しますよ。
別途で浄水器を設置する必要がないため、キッチンのスペースを有効活用できます。
カートリッジ交換も簡単で、メンテナンスの手間も省けます。
タッチレス水栓をやめた方が良い理由とは?


メリットを聞くと、やっぱり便利そうに感じるけど…。
てんパパが「やめとけばよかった」って後悔した理由って何?

実際に使ってみると、「あれ…?」って思うことがいくつかあったんだ。
素晴らしい機能がいくつも備わっている「タッチレス水栓」。
ここまで紹介したメリットを見ると「選ばない理由はないのでは」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、決めるにはまだ早いです。
ここからは、私が実際にタッチレス水栓を使って感じた、リアルなデメリットをお伝えします。
先も触れましたが、我が家はLIXILのナビッシュ(ハンズフリータイプ)が付いています。
使い勝手が悪い

どこが使い勝手が悪いの?

水の調節が効きにくいんだ…
「手をかざすだけで水が出るなんて、絶対便利!」
そう思っていたのですが、現実はそう甘くありませんでした。
特にストレスを感じたのが水量の調節です。
多くのタッチレス水栓は水量の調節をセンサー部分で操作することは出来ません。
「もう少しだけ水を出したい」という微調整が難しく、勢いよく水が出てきて、周りが水浸し…なんてこともありました。
ちょうどいい水量に調節したい場合は、ハンドル部分で操作する必要があるのです。
そのため、結局のところ、手で触る必要が出てきてしまうのです。
また、センサーの反応が思ったようにいかない場合がよくあります。
手をかざしても水が出なかったり、逆に、ちょっと手を近づけただけで水が出たり…。
特に、センサーの位置や感度は機種によって違うので、慣れるまではストレスを感じるかもしれません。
故障しやすい

え、故障しやすいの?

我が家は5年で壊れたよ
タッチレス水栓は、精密機器です。
そのため、普通の水栓に比べて、故障のリスクが高いと言わざるを得ません。
最も多い故障原因は、電磁弁とセンサーの不具合です。
これらが故障すると、水が出なくなったり、逆に止まらなくなったり…と、日常生活に大きな支障が出ます。
我が家の場合も、使い始めて5年目に電磁弁部分が故障し、温水以外は水が出なくなりました。
幸いにも住宅メーカーの保証により大きな出費を逃れましたが、保証が外れたあとは数年に1度に大きな出費が待っていることを考慮すると不安になります。
費用が高額

確かに機器代は高いよね…

そうだね。
オプション費用がかかってくる場合があるよね。
タッチレス水栓は、一般的な水栓に比べて、本体価格がかなり高額です。
新築時にオプション費用を追加して設置している人も少なくないのではないでしょうか。
メーカーやグレードによっては、10万円を超えるものも珍しくありません。
その上、先述のとおり、一般的な水栓に比べてはるかに故障しやすいリスクを抱えているので、設置前も設置後も費用がかかる設備と言えるでしょう。
タッチレスである必要がない
「タッチレス水栓って、本当に必要…?」 と冷静に考えてみると、そう思えてくる瞬間が、何度かありました。
確かに、手が汚れている時に触れずに水を出せるのは便利です。
でも、正直なところ、慣れてしまえば、レバー式の水栓でも、そこまで不便を感じないんですよね。
最近は、レバー式の水栓も進化していて、軽い力で操作できるものや、デザイン性に優れたものも増えています。
軽い力で操作できるのであれば、汚れていない肘でも開け閉めが出来るため、衛生面でも心配はないのではないでしょうか。
また、ハンドルタイプの水栓であれば水量の微調整も効きやすく、むしろエコとまで思えるほどです。
まとめ
タッチレス水栓は、衛生的で、デザインもおしゃれ…と、魅力的な要素がたくさんあります。
しかし、実際に使ってみると、使い勝手の悪さや、故障のリスク、費用の高さなど、無視できないデメリットも存在します。
「みんなが良いって言ってるから」「流行ってるから」という理由だけで選ぶのではなく、 自分のライフスタイルや価値観に合っているかどうかを、しっかり見極めることが大切です。
今回の記事をまとめると、
- タッチレス水栓には、「自動水栓機能」と「自動センサー機能」の2種類がある。
- ハンズフリー機能は水栓機能だけでなく、「直流・シャワー」や「冷水・温水」などの切り替えも可能
- 衛生的、デザイン性などのメリットがある一方で、使い勝手の悪さ、故障のしやすさ、費用面でのデメリットもある。
- 導入を検討する際は、ショールームで実物を確認したり、実際に使っている人の意見を聞いたりして、慎重に判断することが大切。
「タッチレス水栓、やめとけばよかった…」
そんな後悔をしないために、この記事が、あなたのキッチン選びの参考になれば幸いです。
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