
リビングのダウンライトって、テレビの上にもつけた方がいいのかなぁ?

テレビの上にダウンライトを設置するかどうかは、結構悩むポイントだよね。
家づくりの中でリビングの照明計画を考える際、ダウンライトの配置に悩んでいる人って結構多いことをご存じでしょうか?
特に、テレビの上へのダウンライト設置は、デザイン性と機能性の両面から、慎重な検討が必要です。
この記事を読んでいるあなたも、少なからずリビングのダウンライト配置で頭を悩ませていることでしょう。
「おしゃれに見えるから」「なんとなく明るい方がいいから」といった理由で安易に設置してしまうと、「眩しくてテレビが見にくい」「目が疲れる」「イメージと違った」といった後悔につながる可能性も。
しかし、事前にしっかりとポイントを押さえておけば、テレビの上へのダウンライト設置は、リビングの雰囲気を格上げし、快適な空間を作り出すための強力な武器にもなります。
この記事では、テレビの上へのダウンライト設置で後悔しないために、知っておくべき注意点と、明るさ・配置・色選びの具体的な対策を、実例を交えながら徹底的に解説していきます。
「ダウンライトは付けたいけど、失敗したくない!」という方は必見です!
- テレビの上にダウンライトを設置するメリット・デメリット
- 後悔しないためのダウンライト選び
- 設置する際の具体的な注意点とは?
- テレビの上をさらに魅力的に!ダウンライトと組み合わせたい照明テクニック
テレビの上へのダウンライト設置で後悔しないためのポイントと対策


おしゃれな空間にしたいけど、眩しかったり、イメージと違ったら嫌だなぁ…

テレビの上にダウンライトを設置して後悔する理由で一番多いのは、”眩しさ“の問題。特に注意しておきたいね。
ダウンライトは、天井に埋め込むため、空間を広く見せる効果があります。
特にテレビの上に設置した場合は、空間全体の明るさを維持しつつ、リビングをスタイリッシュな印象にしてくれます。
しかし、ダウンライトの配置や明るさ、色などを考慮しないと、視聴の妨げになるなど、後悔につながる可能性もあります。
ここでは、テレビの上へのダウンライト設置でよくある後悔の理由を深堀りし、具体的な対策と、設置する上での注意点を詳しく見ていきましょう。
眩しさを克服!快適な視聴環境を作るには


テレビを見ているときに、ダウンライトの光が眩しいのは避けたいな。
どうすればいいの?

眩しさ対策は、テレビの上にダウンライトを設置する上で重要なポイントだね。
いくつかの方法があるから、一緒に見ていこう!
テレビの上にダウンライトを設置して後悔しやすいポイントは「眩しさ」です。
テレビ視聴時の眩しさを軽減するためには、以下の方法が効果的です。
- 明るさを調整する: 明るさを自由に調整できる調光機能は、テレビの上にダウンライトを設置するなら必須の機能でしょう。見る時は明るさを落とし、読書などをする時は明るくするなど、シーンに合わせて光の量を調整できます。
- 配光の工夫する: 光の広がり方(配光)を狭角タイプにすると、光がピンポイントに集中し、テレビ画面への光の映り込みを軽減できます。
- 眩しさを軽減する: グレア(眩しさ)を抑える加工が施されたダウンライトを選べば、光源が直接目に入りにくく、快適な視聴環境を作れます。
今挙げた対策はダウンライトの種類で調節することが可能です。
具滝的には、「調光機能付きダウンライト」「狭角配光ダウンライト」「グレアレスダウンライト」の3つが挙げられます。
これらのダウンライトのメリット・デメリットは以下のとおりです。
対策 | メリット | デメリット |
調光機能付きダウンライト | シーンに合わせて明るさを調整できる。テレビ視聴時の眩しさを大幅に軽減できる。 | 初期費用が高くなる傾向にある。 |
狭角配光ダウンライト | 光がテレビ画面に映り込みにくい。 | 照射範囲が狭くなるため、部屋全体を照らすのには向かない |
グレアレスダウンライト | 眩しさを軽減できる。目に優しく、長時間のテレビ視聴でも疲れにくい。 | デザインの選択肢が少ない場合がある |
壁からの距離と天井高の関係性

ダウンライトを設置する位置も重要だよね。
壁からどれくらい離せばいいの?天井の高さも関係ある?

壁からの距離と天井高は、ダウンライトの光の広がり方に大きく影響するんだ。
適切な距離を見つけることが、理想的な空間を作るカギになるよ!
ダウンライトを設置する位置も、テレビの見やすい環境を作る上でとても重要です。
設置する位置で気を付けたいポイントは以下の2点です。
- 壁からの距離
- 天井の高さ
それぞれ具体的に解説していきますね。
壁からの距離

ダウンライトは比較的強く光るため、壁からの距離が近すぎると、壁に光が反射して眩しさを感じやすくなります。
逆に、壁から離れすぎると、テレビの上部が暗くなり、バランスが悪くなります。
もちろん、ダウンライトの種類でも光の当たり方が変わってきますが、可能であれば壁から60cm〜90cm程度離して設置するとテレビは見やすいのでしょう。
天井高との関係
もちろん壁との距離にもよりますが、天井が高いほど、光は広がりやすくなります。
一方で天井高が高かったり、天井に傾斜があったりすると床側が暗くなる傾向にあります。
そのため、天井が高い場合は、ダウンライトの間隔を狭くしたり、より広角の配光のダウンライトを選んだりするなどの工夫が必要になります
こだわりたい!ダウンライトの色の選び方

ダウンライトの色って、どんな色がいいのかな?電球色とか昼白色とか、色々あって迷っちゃう…。

色選びも、空間の雰囲気を大きく左右する重要なポイントだよ。
ダウンライトの色には、主に電球色、昼白色、昼光色の3種類があります。

- 電球色: 温かみのあるオレンジ色の光で、リラックスしたい空間に適しています。テレビを見る空間には、特におすすめです。
- 昼白色: 自然な光で、太陽光に近い色です。リビングで読書や作業をすることもある場合は、昼白色と電球色を組み合わせて使うのも良いでしょう。
- 昼光色: 青白い光で、集中力を高める効果があります。書斎など、集中して作業する空間に適しています。
テレビだけで見たら電球色がオススメですが、私は「温白色」をオススメします。
どのテイストにもあう「温白色」は失敗しにくい色です。
家の主役であるインテリアやテイストは時間によって変化するもの。
そのため、照明のような必要不可欠な脇役はどんなインテリアにも合うものを選んでおくとよいでしょう。
どうしてもまぶしい場合は?

ダウンライトだけだと眩しすぎないか心配だなぁ

もしものために我が家はシーリングライトを設置しておいたよ
リビングがダウンライトだけでは、テレビが見にくいかもしれないと不安に感じているそこのあなた。
我が家も不安だったため、インテリアもかねてシーリングライトを設置できるよう準備しておきました。
実際には設置から5年経ちますが、今ではテレビを付ける際はシーリングライトだけで見ています。
最近のシーリングライトは高性能で調光機能や調色機能が付いているので、ダウンライトが眩しすぎて使い物にならなかった時のために設置しておくことをおすすめします。
テレビの上をさらに引き立てる!ダウンライトと組み合わせたい照明テクニック

テレビの上にダウンライトを設置するだけでもおしゃれだけど、さらにワンランク上の空間にするには、どうすればいいの?

ダウンライトは、他の照明と組み合わせることで、さらに魅力が引き立つんだ。
間接照明やスタンドライト、それに意外な組み合わせもあるんだよ。一緒に、テレビ周りを最高の空間にする方法を見ていこう!
ここでは、テレビの上へのダウンライト設置をさらに引き立てる、とっておきの照明テクニックを4つご紹介します。
間接照明で奥行き感をプラス:壁面を照らして立体感を演出


間接照明って、よく聞くけど、具体的にどんな照明なの?
どんな風に使うと、テレビ周りがおしゃれになるかな

間接照明とテレビは相性がいい組み合わせだよ
周りに使うと、奥行き感が出て、ぐっと洗練された印象になるんだ。
ダウンライトの光は、比較的シャープで、空間をはっきりと照らします。
一方、間接照明は、柔らかく、空間全体を包み込むような光が特徴です。
この二つを組み合わせることで、光のコントラストが生まれ、空間に立体感と奥行きが生まれます。
具体的な方法としては、
- テレビの背面: テレビの後ろにテープライトやバーライトを仕込み、壁面を照らす。
- テレビボードの下: テレビボードの下部に間接照明を設置し、浮遊感を演出する。
- 天井: 天井にコーブ照明(天井を照らす間接照明)を設置し、ダウンライトと組み合わせる。
などが考えられます。
間接照明は、ダウンライトと同じ色のものを設置すると、空間全体に統一感が出て、よりリラックスできる空間になります。
スタンドライトで手元を明るく:デザイン性と機能性を両立

テレビを見ながら、ちょっと手元を明るくしたい時もあるんだけど、ダウンライトだけだと、ちょっと暗い時もあるよね…。

そんな時は、スタンドライトが便利かな!
デザイン性の高いものを選べば、インテリアのアクセントにもなるよ!
テレビを見ながら、本を読んだり、飲み物を飲んだりする際に、手元が少し暗いと感じることがあります。
そんな時に活躍するのがスタンドライトです。
スタンドライトは、デザインのバリエーションが豊富なので、インテリアのアクセントとしても楽しめます。
最近ではスタンドライトらしくないデザインのものも出ています。

お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
また、アームの角度や高さを調整できるタイプを選べば、必要な場所に光を当てることができ、より機能的です。
シーリングライトとの併用:シーンに合わせた光の演出

てんパパの家はシーリングライトと併用していなかったっけ?

そうだよ!ダウンライトとシーリングライトも相性がいいからね。
ダウンライトは、空間をスタイリッシュに見せる効果がありますが、部屋全体を均一に明るくするのは得意ではありません。
一方、シーリングライトは、部屋全体を均一に照らすことができますが、単調な印象になりやすいというデメリットを抱えています。
そこで、ダウンライトとシーリングライトを併用することで、それぞれのデメリットを補い、より快適な空間を作ることができます。
- 普段はシーリングライトで部屋全体を明るく照らす。
- テレビを見る時は、ダウンライトの明るさを絞り、シーリングライトを消すか、調光して暗めにする。
など、シーンに合わせて光を使い分けることができます。
調光・調色機能付きのシーリングライトを選べば、さらに細かく光をコントロールでき、より快適な空間を作ることができます。
観葉植物を照らす:癒やしと陰影の演出

ダウンライトで観葉植物を照らすと、おしゃれって聞いたことがあるんだけど、本当?

そうだよ!
ダウンライトの光を観葉植物に当てることで、壁や床に美しい陰影が生まれ、空間に奥行きと動きを出すことができるんだ。
テレビの上にダウンライトを付けるのであれば、観葉植物用に1灯増やしてみるのはいかがですか?
テレビの横に観葉植物を置くと、空間のアクセントにもなるし、癒やし効果も期待できます。
ただし、観葉植物にダウンライトを当てる際は、以下の点に注意しましょう。
- 植物の種類: 葉の形や大きさによって、光の当たり方や陰影の出方が異なります。
- 光の強さ: 植物によっては、強い光を嫌うものもあります。
- 光の色: 電球色を使うと、より温かみのある雰囲気を演出できます。
なお、ダウンライトで照らすのであれば、小型の観葉植物がオススメです。
テレビボードの上など、少し高い場所に置いて、上から照らすように配置すると良いでしょう。
まとめ
テレビの上へのダウンライト設置は、ポイントを押さえれば、リビングをよりおしゃれで快適な空間に変えることができます。
今回の記事では、
- テレビの上にダウンライトを設置するメリット・デメリット
- 後悔しないためのダウンライト選び
- 設置する際の具体的な注意点とは?
- テレビの上をさらに魅力的に!ダウンライトと組み合わせたい照明テクニック
について解説しました。
ダウンライトは、種類や配置、他の照明との組み合わせによって、様々な空間演出が可能です。
ぜひ、この記事を参考に、あなたの理想の空間を実現してくださいね!
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