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「キッチンの収納を増やしたいけど、コンロ横のスペースってありかな?」
「コンロ横のスペースに調味料を置きたいけど大丈夫?」
キッチンの調味料や調理道具の置き場所って悩みますよね。
あなたも同じような悩みを抱えてはいないでしょうか?
「料理中に手の届くところには置きたいけれど、キッチンの上に直置きするのは抵抗が…」
調味料置き場の悩みを解決する方法の一つとして、「コンロ横ラック(サイドラック)」があります。
「コンロ横ラック」や「サイドラック」と呼ばれる製品は、手軽に収納を増やせるアイテムです。
無印良品やニトリなどでも人気を集めています。
実際、私も賃貸の家に住んでいた時は「コンロ横ラック」を使用していました。

使い勝手が良くて便利だと思ってました
しかし、正直「コンロ横ラックは危ない」と考え、今では別のスペースを使用しています。
実際、使い方を間違えると、火災や火傷などの事故につながる可能性も否定できません。
この記事では、コンロ横ラックの危険性と、安全なキッチンスペースを作るための収納アイデアについて、コンロ横ラックを愛用していたてんパパが詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、安全で快適なキッチンを実現してください!
- コンロ横ラック(サイドラック)の潜在的な危険性
- コンロ横ラックで起こりうる事故とその対策
- コンロ横のデッドスペースを安全に活用する方法
- てんパパ家の実例から学ぶ収納アイデア
コンロ横ラックの危険性とは?

コンロ横ラックは、調味料や調理器具を手軽に置ける便利なアイテムですが、設置場所や使い方によっては、思わぬ事故につながる可能性があります。
まずはコンロ横ラックの危険性について、具体的に解説していきます。
火災の危険性はある?

コンロ横ラックを検討している人にとって一番気になる点が「火災の危険性」ではないでしょうか?
結論から言えば、危険性はあります。
しかしこれは、コンロ横のラックが燃えるのではなく、ラックに置いているものに可燃性があった場合、火災になる危険性のことを指しています。
設置当初は意識をしているため、可燃物を置くことは少ないですが、使用しているうちにラックに色んなものを置いてしまいます。
そのため、知らないのうちに燃えやすいものを置いてしまうケースは少なくありません。
なお、コンロの横に置いてはいけないものは以下のとおりです。
種類 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
プラスチック容器 | 熱で溶けたり、変形したりする可能性がある。 | 耐熱性の高いガラス製や陶器製の容器を使用する。 |
紙製品 | 引火しやすく、火災の原因となる。 | コンロから離れた場所に保管する。 |
木製品 | 燃えやすい素材のため、コンロの近くには置かない。 | コンロから離れた場所に設置するか、金属製などの燃えにくい素材のラックを選ぶ。 |
その他可燃物 | スプレー缶やガスボンベなど、熱で爆発する危険性のあるものは絶対に置かない。 | シンク下やパントリーなど、コンロから離れた場所に保管する。 |
油類 | 油自体が燃えやすいだけでなく、油はねで周囲に飛び散り、火災のリスクを高める。 | コンロから離れた場所に保管し、油はねガードなどを活用する。 |
なお、ガスコンロでもIHヒータでも火災の危険性は変わりません。
ただ、ガスコンロの方が火力が強い上、火に直接あたる可能性があるので、はるかに高いと言えるでしょう。
油はねは耐えられる?

コンロ横にラックを置くデメリットとしては、「油はねでベトベトになる点」が挙げられます。
キッチンの「油はね」は避けられない問題で、特に炒め物や揚げ物をするときは、どうしても油が飛び散ってしまいます。
そのため、コンロ横に設置したラックはもちろんのこと、ラックに置いた調味料などの容器がベトベトになることはよくあります。
また、油汚れには、放置するとホコリが付着してさらに頑固な汚れになってしまうデメリットがあることも忘れてはなりません。
キッチンは食べ物を扱う場所です。
汚れた状態をそのままにしてしまうことは、見た目だけでなく衛生的にもよくないのため、こまめな掃除が必要となります。
コンロ横にラックを置くことで掃除する手間が増えることを覚えておきましょう。
落下の危険性も
ラックをキッチンの上に置いた場合、落下の危険性も発生するので注意が必要です。
落下と聞くと地震のような揺れによる落下をイメージするかもしれませんが、それだけではありません。
日々の生活の中でも落下するケースはあります。
例えば、料理中に鍋のふたを取ろうとした際にラックに肘が当たるというケースも容易に想像できます。
また、小さいお子さんがいるご家庭では、子どもがラックに手をかけた際にラックの中身が落ちてくるというケースも考えられるのです。
ラックから物が落下した際にコンロで火をかけている鍋にあたって、中身が飛び出し、やけどを負ったという事例も耳にしたことがあるので、注意が必要です。
主な対策としては、「ラックに防振ゴムを張り付ける」や「壁や天板に固定する」という方法が挙げられます。
コンロ横にラックを設置した際は適切な対策を行って、落下しない工夫を考える必要があります。
無印やニトリの製品なら安全?

コンロ横ラックは、無印良品やニトリでも販売されています。
大手メーカーが販売していることで、中には「コンロ横ラックは安全なのでは?」と認識してしまう人が少なからずいますが、それは誤りです。
確かに、無印良品やニトリの製品は、デザインもシンプルで、品質も良いものが多いです。
しかし、どんな製品でも、間違った使い方をしてしまえば危険性は変わりません。
大切なのは、製品の品質だけでなく、設置場所や使い方です。
コンロの火や熱が直接当たらない場所を選び、可燃性のものを置かない、耐荷重を守るなど、基本的な安全対策を徹底しましょう。
また、定期的にラックの状態をチェックし、ぐらつきや破損がないか確認してくださいね。
コンロ横ではなく、「奥」を使う!安全な収納アイデア


コンロ周りにはものを置いちゃダメってこと?
収納場所がどうしても欲しんだけど…

ダメではないよ!コンロ横ではなく、コンロ奥のスペースを活用しているよ
ここでは、コンロ横のデッドスペースを安全に有効活用するための、具体的なアイデアを紹介します。 てんパパ家の実例も交えながら、コンロ奥の活用法について詳しく解説していきます。
コンロ奥の活用法
我が家では、以前は賃貸でコンロ横ラックを使用していましたが、新居ではコンロ奥のスペースを活用しています。
コンロ奥のグリル排気口部分に、平台を設置し、調味料などを平置きできるスペースを設けました。
我が家で使用しているアイテムは、towerの「伸縮排気口カバー」です。

我が家ではグリルの排気口の上に設置するタイプで黒色を選びました。
色を黒にしたことでスタイリッシュなイメージが出たのも気に入っています。
また、伸縮出来るため、置けるスペースが少なくても設置することが可能ですよ。
コンロ奥スペースを利用するメリット
私がコンロ奥スペースを推奨する理由は、以下の3つのメリットがあるからです。
- 安全性
- 衛生面
- 見た目
まず「安全性」です。
コンロの奥は子どもが手を伸ばしても届きにくい場所にあります。
そのため、子どもが触ることで落下を防止することが出来るでしょう。
また、平置き型のタイプを選ぶことで、ラックである必要がありません。
そのため、ラックが転倒するリスクもないと言えるでしょう。
続いて「衛生面」 です。
コンロ奥は、コンロ横と比較して油はねが少ないです。
そのため、掃除が比較的簡単です。
また、色も関係しており、我が家と同じ黒色であれば、油などの汚れが気になりにくいです。
最後に「見た目」ですが、見てのとおりとてもシンプルなデザインです。
色を黒色にすることでシャープな印象を与えますが、棚として使用できる面積は比較的広いので調味料置き場以外にも鍋置きとしても使用できます。
コンロ奥を使用する上での注意事項
コンロ奥のスペースには大きなメリットがありますが、反対に注意しなければならない点があります。
それは、「グリルが使用しづらくなる」という点です。
我が家で使用している「グリルの排気口のカバー」は、あくまでも「排気口のカバー」です。
つまり、排気口を塞ぐ想定で作られているものです。
グリルを使用する場合は、毎回カバーを開けて使う必要があるため、手間が発生します。
グリルを頻繁に使用する方にとっては、むしろ使い勝手が悪くなるので注意が必要です。

我が家はこの置き場を設けるためにグリルを使わないようにしています。
マグネット収納も効果的
コンロ奥以外にも、キッチンの収納スペースを増やす方法はあります。
それは「マグネット収納」です。
コンロ周りとマグネット収納は相性がよく、コンロ周りには壁やレンジフードなどのマグネットが付きやすい場所が多くあります。
壁やレンジフードに比較的場所を取りやすい「おたま」や「フライ返し」といったキッチン用具をかけることで、使いやすさと収納スペースの確保を両立することが可能です。
また、ラックタイプのものを使用すれば調味料を置くことも可能です。
マグネット式は移動も簡単にできるため、使いやすい位置に調整出来る点も魅力的ですよね。
ちなみに我が家ではキッチンペーパーホルダーをレンジフードに設置しています。
レンジフードにキッチンペーパーがあることで、料理中のストレスが格段に減りましたのでオススメです。
まとめ
コンロ横ラックは、手軽に収納を増やせる便利なアイテムですが、火災や落下などの危険性も伴います。
安全なキッチンスペースを作るためには、コンロ横ラックの使用を避け、コンロ奥のスペースを活用するなど、工夫が必要です。
この記事では、コンロ横ラックの危険性と、安全な収納アイデアについて解説しました。
我が家の実例も参考に、ご自宅のキッチンに合った収納方法を見つけて、安全で快適なキッチンを実現してください!
本記事でお伝えしたかった点は以下のとおりです。
- コンロ横ラックは、火災や落下などの危険性がある。
- コンロ奥のスペースは、安全に調味料などを収納できる。
- グリルを使用する際は、コンロ奥のものを移動させる。
- 壁面収納や引き出し収納など、他の収納方法も検討する。
この記事が、皆さんの安全で快適なキッチン作りの参考になれば幸いです。
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